でも今はそれは危険だ
病原体が漂う外気
ウイルスがばら撒かれた
街の空気には
危険がいっぱいだ
そうと分かっていても
お家の空気はどんよりして
ただ気が滅入る一方だ
挫折は誰でも味わう
人の言葉を分かったつもりで
何度も乗り越えた気でいた
しかし今は違う
これが本当の挫折
過去の完璧な自分はもういない
ここで頑張るかどうかの差だろうか
皆もこれだけの苦労はしたのだろうか
初めて悲しみを心で知る
今までなんともなかったのに
今じゃ一触即発
心の悩み
誰かこの気持ちを理解できる人は
僕の周りにいるのだろうか
本当は皆そうなのじゃないのだろうか
畏怖も畏敬も私には無い
そこに身を投げ 救いを乞えば
せめて雲にはなれるだろうか
いつか捧げた 小さな賛美歌が
虚しく空でこだまする
私にだけ聴こえるそれは
逃避への戒めか
地の果てからの 風が運ぶ
遠い未来の夢の灰
それでも咲かせた藍色の花を
この身をもって守ろうとする



